2022年7月10日参院選が始まりますね!日本国民としてしっかり投票したいですよね。
そもそも参院選が何か私もよくわかってないので調べてみました。ここ一年で政治に興味を持ち始めたのでわからないことだらけです(;’∀’)
初心者目線で参院選について調べたことをなるべく簡単にみなさんと共有したいと思い記事にしました。
参議院議員選挙とは
参議院議員の半数を選ぶための選挙です。
令和4年(2022年)の通常選挙から248人となります。
参議院議員は憲法で3年ごとに半数が入れ替わることが定めれています。
※半数といっても当選してから3年で選挙ではないです。必ず6年で選挙です。
参議院議員 = 任期6年(3年に1回選挙)
衆議院議員 = 任期4年(半数ではなく全員、総選挙という)
選挙制度はどうなってるの?
選挙区選挙と比例代表選挙の2つに分けられます。
選挙区選挙:都道府県の区域・・・候補者名を書く
比例代表選挙:全国(日本全体)区・・・候補者名か政党名を書く
選挙区選挙
選挙区選挙は都道府県の区域を単位とし、各選挙区から議員を選びます。
(例外:鳥取・島根と徳島・高知は2県で1選挙区の合区。)
有権者は候補者名を記載して投票し、改選定数(今回入れ替わる半数)に合わせて、得票数の最も多い候補者から順次当選が決まります。
比例代表選挙
比例代表選挙は、全国を通じて行われる選挙です。有権者は候補者名か政党名を記載して投票します。
各政党の得票数に基づいてドント式により各政党の当選人数が決まり、特定枠の候補者(優先的に当選人となるべき候補者)があるときは、特定枠の候補者を上位とし、各簿記載の順位のとおりに当選人となります。
その他の候補者については、特定枠の候補者の次にその得票数の多い順に当選人が決まります。特定枠の候補者がないときは、得票数の多い順に当選人が決まります。
※特定枠を設けるかどうか、設けた場合何人とするかは、各政党が判断します。
選挙区は地元で良い人を書く。
比例代表は日本全体で良い人を書きましょう。(特にいないなら政党名)
ドント式って何?
わっかりづらいんだよ~(笑)
ドント方式とは、各政党の総得票数をそれぞれ1、2、3…と割っていき、得票数の大きな順に議席を配分する方式です。
政党名 | A党 | B党 | C党 | D党 |
総得票数 | 1,400 | 1,000 | 800 | 450 |
÷1 | 1,400 【1番目】 | 1,000 【2番目】 | 800 【3番目】 | 450 【6番目】 |
÷2 | 700 【4番目】 | 500 【5番目】 | 400 【7番目】 | 225 |
÷3 | 466.7 【8番目】 | 333.3 【10番目】 | 266.7 | 150 |
÷4 | 350 【9番目】 | 250 | 200 | 112.5 |
÷5 | 280 | 200 | 160 | 90 |
当選人数 | 4人 | 3人 | 2人 | 1人 |
比例で候補者の名前を入れれば、その候補者の政党に票が足され、かつ候補者の票となります。
候補者を応援したい!という方は政党名ではなく候補者名を書きましょう!知らずに政党名を入れると後悔するかもしれません。
特定枠の必要性
特定枠いるっ!?と感じるのは私だけですか?民意が…。
なにかモヤッとする制度(参院選比例代表で各党が決めた人を優先的に当選させる)ですよね。導入が前回の2019参院選からです。
理由は全国的な知名度は少ないが必要な人材、合区となった地域であぶれた人の救済などですが、悪用もできますし(国民が嫌う人を無理やり当選させる等)、ギリギリ落ちた方(有権者も)もやるせないですよね。
良し悪しがありますが、公平性に疑問を感じるので私は反対ですね。
まとめ
参議院選挙は衆議院選挙と異なり、参議院議員の半数を改選します。
半数なのは保険のようなもので衆議院、参議院の選挙が重なった場合も残っている半数の参議院で国会の機能を継続できるからです。
主権者である私たちが日本を動かすことになります。票は平等です。投票行動していきたいですね。
選挙日程(令和4年参議院選挙)
期日前投票:6月23日(木)~7月9日(土)、投開票:7月10日(日)
※期日前投票の日付と場所は要確認です。私はいつもの場所と思って行ったらその場所は7月からだったので汗ダラダラで違う場所まで行きました(;’∀’)