災害

防災グッズは必要?~1日被災した気持ちで生活してみた~

みなさんは災害などの緊急事態に備えていますか?私は‟防災グッズ”を購入しました。

実際、日々の生活が忙しいとなかなか手が出ませんよね。生活も苦しいのに「そんな余裕もないよ」と言いたい気持ちわかります。

日本は災害が多く、昨今の世界情勢(日本の周りはとんでも国家)を考えると備えは必要です。皆さんもご存じかと思いますが。

みなさんが購入の判断がしやすいように1日電気、ガス、水道を使わずに防災グッズで生活してみましたので購入の参考にしていただけたら幸いです。

結果 → ‟水”さえあればなくても良い(死なない)が、他人への迷惑やストレスを考えると欲しいところです。

向上

防災グッズ購入是非を考えている方は記事を読んでいただけたら。

面倒であれば記事読まずに他サイトででも購入して良いかと。

(品は良いが安くはない、安心の日本製ばかり)

防災グッズなら楽天1位獲得の【ディフェンドフューチャー】

今回レビュー(購入した)する防災グッズ

今回購入したのはDefend Future(ディフェンドフューチャー)さんの「防災セット1人用Relief2」です。税込13,800円…高い(ボソッ)。

防災士厳選の防災グッズ39点セット【ディフェンドフューチャー】

アフェリエイトなので私はセルフバック分もうちょい安いですが…🙇

ちなみにDefend Futureさんは日本発の防災グッズブランドです。人々の防災意識を高めたいという思いから2014年に誕生しました。ありがたや~。

Defend Future「防災セット1人用Relief2」の中身

早速ですが、気になる中身を開封しましょう!

発注して18日で届きました。(2022年6月17日発注~7月5日到着)※在庫の都合で変わると思います。

36品目(39点)とけっこう入っています。箱はそこそこ大きいです。

リュックの下はこうなっています。

安くはないですが、たくさん入っています。

①防災リュック、②ダイナモラジオライト、③ダイナモラジオ付属充電ケーブル、④変換アダプタ各種、⑤5年保存水、⑥尾西食品 アルファ米(白飯)、⑦゛(五目ごはん)、⑧゛(きのこごはん)、⑨ハウス食品 LLヒートレスカレー、⑩パワーブーストようかん
⑪ウォータータンク10L、⑫エアーマット、⑬ポータブルウォシュレット、⑭アルミブランケット、⑮非常用トイレ3枚セット(ティッシュ付き)、⑯歯ブラシ、⑰ホイッスル、⑱救急セットケース(⑲~㉗収納)、⑲爪やすり、⑳耳かき、㉑絆創膏、㉒綿棒、㉓はさみ、㉔ピンセット、㉕爪切り、㉖カット綿、㉗包帯、㉘目隠しポンチョ、㉙携帯 洗濯セット、㉚5年保存ボディタオル、㉛5年保存ウェットティッシュ、㉜シャンプーウェット手袋
㉝防災セット内容品一覧、㉞防災IDカード、㉟非常時持ち出し品 追加チェックリスト、㊱防災マニュアル

必要なもの+手に入れるのが少し手間なものをリュックを含め一式まとめてくれているのはありがたいです。

手間、質を考えると高くないのかもしれません。

購入した防災グッズで1日過ごしてみました。

電気、ガス、水道を使わずに1日過ごしてみました。(パソコンのみ仕事の為使用)

※2022年7月12日実施。

とにかく暑い!

夏の東京は暑いですね。曇りだったので気温30℃近く、湿度は70%を超えていました。

エアコンはおろか、扇風機、換気扇すら使えないので空気が回らず蒸し暑いです。パソコン作業に集中できませんでした。

気温は地域でかなり変わると思いますが備えはあった方が良いでしょう。

※水の減りが尋常じゃないです(;’∀’)

トイレが辛い

もちろん水道が止まっている前提なので、便器は使用できません。

そこで簡易トイレの出番です。

表面
裏面
中身はこうなっています。
・非常用ポーダブルトイレ3つ
・ポケットティッシュ3つ

袋の中に給水シートが入っています。※使用後はゴミ箱へ(流さないでください)

使用方法は洋式トイレやバケツなどに広げて装着して使用が推奨されていますが、そのまま形を整えてでもOKです。

今回はバケツで代用しました。

この形でするのは初めてでしたが、けっこう筋力がいるのでご年配の方など筋力が不足する場合は洋式トイレなどしっかり座れる方が良いですね。

気になる匂いも口をしばれば気にならないですね。さすがに鼻を近づければ臭いますよ(笑)。

尿は2~3回使えます。何回か使用は気分が良くないですが。大便でも使用しましたが特に問題ありません(水洗トイレは偉大)。ポケットティッシュも慣れないですが量は十分です。

なかなか有用だと思います。

ただ被災時にゴミ袋とトイレットぺーバーで代用できそうなので、必要性は個々人の考え方次第ですね。

風呂に入れない(´;ω;`)

日本人であればというか日本の湿度でシャワーを浴びれないのはかなりキツいですよね。

そんな時はこの拭くシャンプーとボディタオル。

5年保存ウェットティッシュ
90cm×30cmで大きいです。

先ずはボディタオルです。厚手かつ丈夫なのでしっかり全身を拭けます。キャンプでも使えそうですね。消臭剤も配合で爽快感があります。

切断などしていだだければ、なんとか2人分いけそうです。

水のいらない泡なしシャンプー ウェット手袋

問題は身体ではなくなんですよね。(正直体は水+タオルで代用できる)

そこで‟水のいらない泡なしシャンプー”です!

上の画像のように手袋になっているので、頭皮をマッサージするように揉みながら拭き取ります。

かなり気持ち良いです。流石にシャワーには勝てませんが、爽快感があります。

場所を選ばす、貴重な水を使わなくて良いのでオススメです。2枚入っているので1頭1枚でもいけます。

水や食料はどうなの?

心配ありません。保存品としては優秀と言って差し支えないでしょう!(味に関しても)

※すべて保存期間5年以上でした。

最重要!水について

5年保存水(500ml)×4本なので計2リットルです。

量に関しては必要最低限ですね。ちなみに私は飲み水だけで1日3本消費しました(笑)。

リュックの容量もありますし多くできないと思いますので水に関しては各自で備蓄ということですね。

食料について

率直に申し上げますと。美味しいです。(私の味覚調べ)

食べ物関係は…

アルファ米×3、カレー、ようかん(6本)です。こちらは緊急時としては十分な量があると思います。

アルファ米とは?

お米を美味しく炊き上げた後、急速乾燥させたもの。お湯か水を注ぐだけで美味しいご飯ができあがります。

実食!

開封しました。①脱酸素剤(埋まっているので注意です)、スプーンを取り出します。

②注水線まで水を入れ、よくかき混ぜてください。

③袋のチャックを閉めて60分(水15℃の場合)お待ちください。熱湯は15分です。

60分後の状態

④よくほぐしてからお召しあがりください。

なかなか旨そうじゃないですか?
美味しくいただきました。

こんな感じで食べれるのでお皿も不要です。できあがり260gなので量も十分です。

別日ですが‟ようかん”、‟カレー(温め不要)”も美味しくいただきました。

いまいちだと感じた点

歯ブラシです。

ごめんなさい、こんなに使い辛い歯ブラシは初めてでした。

握りは小さく疲れます。毛は硬く、範囲が狭いので、かなり力を入れないと隙間が磨きづらいです。

環境に配慮しているそうですが、微妙です。あと歯ブラシ粉がないので気になる方は別に準備しましょう。

逆に言えば他にこの防災グッズに不満はないですね。

一時の緊急のことなので問題ないと言えばないですが、ストレス下で更にストレスを感じることはデメリットですかね?

その他の道具紹介

その他、使用したものを紹介します。

寝るときはどうするの?

‟エアーマット”か‟アルミブランケット”若しくは両方です。

白い口から息を吹き込みます。

完成!思ったより楽でした。子供でも小学生であればいけそうです。

アルミブランケットを掛けてみました。スペースがない場合でもアルミブラケットだけでくるまれば休むことはできそうです。

実際に寝てみると…

暑い!!(夏なので当たり前)

アルミも暑いけど、敷いているマットも熱がこもって?暑いです。正直真夏は無理ですね。

ちなみに寝心地はまずまずです。プールのマットとそっくりです。

とまあ文句を言ってしまいましたが、かなり実用性はあると思います。特に冬場着の身着のまま飛び出した際はかなり重宝すると思います。

赤い口を開けて空気を抜いたら小さくなります。アルミもかさばらないので助かりますね。

暗い時はこれ!

“ダイナモラジオライト”~(青い狸のイメージ)

これ1つでなんと

  • ライト
  • ラジオ
  • サイレン
  • 充電(携帯など)

4つの機能があるうえ、乾電池がなくても(あったほうがよいが)手回し充電により、各機能が使えます。

少し手回し充電してこの光量です。優秀といってよいかと。

キレそうになったら赤くなります。

洗濯したい場合は?

そんなあなたにはこれ!

①洗剤、水、洗濯物の順で入れます。

②チャックを閉め、振ったり揉んだりします。

③15分ぐらい待つ

④下のway outのチャックを開け、すすぎます。(口が狭く排出口になっている)

茶色っぽいのが気持ち悪いので加工してます。

⑤まるめながら水を押し出すようにして脱水できます。

完成です。仕上がりは問題なしです。

1点しっかりすすがないと洗剤のヌメっと感?がとれません。

水を多めに使うので注意(私は3リットルくらい使ったはず、備蓄の天然水を使用)が必要です。洗剤が多すぎた?なんにせよ少しコツが要りそうです。

実際に収納して背負って歩きました。

大きめのリュックですね。

お腹のあたりに締めるものが付いているので安定感あります。

実際に10分ほど歩いてみました。良いんじゃないでしょうか。機能的でデザインもつかいやすくて良いですね。(そこそこ重みがあるので楽ではないです、汗かきました)

ちなみに中身です。

詰め方に関してもQRコードでネットにつなげば教えてくれるので親切です。

結局、防災グッズは必要なのか?

防災グッズの必要性を断言することはできないでしょう。

しかしながら、このブランドは良く考えられていますし、バランスも良いです。

ブログの内容を見て必要と思えば必要ですし、まぁいいかなと思えば買わなくて良いと思います。(被災時の苦労は多少あると思いますが)

‟水”を多めに備蓄したいですね!

これは最重要と言って過言ではないでしょう。

防災グッズの購入は悩むかもしれませんが、こと‟水”に関しては悩む必要はないです。

たくさん備蓄しておきましょう。

ちなみに首相官邸が出している目安は

飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)だそうです。

まとめ

今回は防災グッズについてレビューしてみました。全体的に有用な商品だったのではないでしょうか。(1つ1つ準備するのは大変ですし)

自分だけでなく周りの方々のために購入するのも良いと思います。

いざとなった時に対応できるよう自分事として考えていきたいですね。